これまでも そしてこれからも──キャリアの軸は“自分の特徴”から見えてくる

転職を考えるとき、「やりたいことが分からない」と感じる方は少なくありません。しかしそれは、自分の中に“何もない”からではなく、まだ“自分の特徴”にしっかり向き合っていないからです。
中途だからこそ、自分の特性や強みの傾向を振り返り、次のキャリア選択に活かしていく必要があります。

なぜ「特徴」から始めるのか

社会人経験を積んできたあなただからこそ、過去の成功体験や苦手だった経験に“自分らしさ”のヒントが隠されています。
“特徴”とは、自然とやってしまう思考・行動のクセ。それを言語化できると、自分に合う職場や働き方がより明確に見えてきます。

特徴ワークで見えてくる「あなたらしさの源泉」

Prime Axisでは、過去の職務経験や成功体験・没頭体験などを振り返る“特徴ワーク”を実施しています。
「顧客と信頼関係を築く過程が好きだった」「いつも改善視点で仕組みを考えていた」など、日常業務の中に眠る“あなたらしさ”を言語化していくプロセスです。

「特徴が活きる仕事」を見極める

特徴は、それだけで“正解”というものではありません。重要なのは、その特徴がどのような職場・環境・役割で活きるかという視点です。
例えば「場に流されず自分の意見を通せる」という特徴は、スピード感や主体性を求められるベンチャーや成長企業では大きな強みになります。しかし、大手企業のように安定性や調和、上意下達の文化が根づいた環境では“扱いづらい人”と捉えられてしまう可能性もあります。
つまり、自分の特徴そのものではなく、“その特徴が強みとして発揮される文脈”を理解することが、職種選びや企業選びにおいて非常に重要なのです。

特徴が見えれば、職種も企業も選びやすくなる

特徴が言語化できれば、職種や業界、働く環境などを“なんとなく”ではなく“自分の基準”で選べるようになります。
面接の自己PRも、過去の経験と特徴を結びつけて語ることで、伝わり方に深みが出ます。

転職だからこそ、これまでを振り返ってこれからを選ぶ

新卒のように“白紙”からではなく、中途は“経験”という武器があります。
だからこそ、その経験をどう活かすか、自分の特徴がどこで発揮されるのかを振り返ることが、納得できるキャリア選択の第一歩です。